川西屋酒造店見学ツァー [お酒]

青木酒店のメルマガ会員になってしばらくたったある日、楽しみにしていた川西屋酒造店の見学会が6月30日に行われるという案内があった。
勉強会という趣旨なので、試飲だけでなく蔵元のお酒に対する考え方が聞ける絶好の機会だ。
参加料は無料。現地までの交通費さえ払えば見学が出来る。
開催日の数日前、参加の旨を連絡を入れた。

開催の3日くらい前で、定員50名のところ、39名の参加者らしい。
楽しみにしながら小田急線新松田駅改札口に・・・。
青木社長


集合時刻の30分以上前から改札前で青木社長は待機されていました。

タクシーを10台くらい手配されていて、15分くらいかけて山北町の酒造店へ・・・。

御殿場線の山北駅から徒歩15分くらいの場所にある酒蔵ではあるが、御殿場線の本数は1時間に2本くらいしか無くそれでは約束の集合時間にまにあわない。こういうときはフットワークのいいタクシーを利用。
4人の相乗りで1人500円くらいなので、電車で行くよりもメリットがある。

川西屋酒造店入り口


当日は日曜日で休業日なのにもかかわらず、3人の社員が見学会のために出勤されていた。
早速、見学会の参加の開催の言葉が米山工場長からあり、そのあと自己紹介が有り醸造の関係の大学を卒業し先日入社したばかりの二宮君と、業務全般を任されている諏訪部さんが紹介された。
米山さんと二宮君

米山工場長と若手のホープ二宮君

案内する諏訪部さん

諏訪部さん


工場内に入るとお酒の試飲の準備は万端。たくさんの種類のお酒が美しく並んでいた。
生酒

ずらりならんだお酒たち

手前のテーブルには燗酒をつける準備がされていて、後で米山工場長のお燗のうんちくが語られる。

お酒を瓶詰めする機械

こちらはお酒を瓶詰めする道具。大手の酒蔵ではないので、瓶詰めからラベル貼りまですべて手作業。

冷蔵庫
冷蔵庫の中

生酒を保存するための冷蔵庫を見せてくれたが、いろいろな種類のお酒が天井まで積み重ねられていた。

「古瀬恵理の美酒と温泉」に出ていた「黒隆」もあった。
http://www.tabichan.jp/hotspring/furuse/2
黒隆

飲んでみたけれど、私は純米酒が好みなので香りの強い黒隆は残念ながら好みではなかった。

場の雰囲気が徐々に和らぎ、米山工場長が燗酒を湯煎でつけ始まると大騒ぎ。
みんなが手を伸ばし、絶妙な温度管理をされた燗酒をグラスに注いでもらっていた。
熱燗を注ぐ米山工場長

絶妙な温度のせいかお米の香りが豊富に漂い、すばらしいお酒に感じられた。


工場長は燗酒を冷ましたところに同じ酒を数滴垂らすと、またおいしいと言っていたのだが、なかなかわからない。

そうこうしていると工場長は諏訪部さんに隠し在庫?かとおもわれる濁り酒を冷蔵庫から持ってこさせ、その透き通った上澄みをみんなに注ぎ始めた。
濁り酒の上澄みを注ぐ工場長


ここまで来るとお酒でだんだんと舌が麻痺してしまいわからない。

上澄みがなくなったら、その後は濁ったところが注がれた。
濁り酒


工場長が言うには、青木酒店は川西屋酒造店の酒の生産量の1割を売っているようで、勉強会の終わりには秘蔵品の前掛けやおちょこを全員ではないのだがじゃんけんで勝った人にプレゼントしていた。
私はそういう勝負事には弱く、戦利品?は手に入れることは出来なかった。

最後に川西屋酒造店で生産されているお酒のリストをもらってきたので、紹介します。
川西屋酒造お酒リスト

青木酒店日本酒試飲 [お酒]

神奈川県西部は丹沢に近いからか水が美味しい。
そんなところにお酒を造る蔵元がある。
その中の一つ「川西屋酒造店」
川西屋酒店

山北町にある川西屋酒造店

蔵元があるのは小さい頃から知っていたけど、CS放送の「旅チャンネル」のなかの「古瀬恵理の美酒と温泉」でかつて放送された。(7月23日にも再放送される)

その番組の中で出ていた「黒隆」が欲しくて蔵元まで行ったけどそこでは買えず、近くの直営店「川西屋分店」に行ったけどそこにもない。
隆というお酒は定期的に買ってくれる酒店にしか卸してなく、時が経ちいつかそのことすら忘れていた。

今年の3月頃昔勤めていた「二宮漁場」に遊びに行ったとき、後輩の漁師さんとの話で「川西屋酒造」の日本酒の話になり、青木酒店を紹介された。
http://sakeaoki.com/
青木酒店店舗



その数日後、下見と言うことでマイカーで行きました。
小さな店だったけれど、店にはいってびっくり!冷蔵ケースには日本酒だらけ。

ショーケース1

ショーケース2

初めて行ったので、おとなしく見て店主に相談。
父親が青森出身だから地元の酒がないかというと。八戸酒造の「陸奥八仙」を紹介してくれた。
試しに飲んでみたかったけど、今回は車で行ったのでとりあえず購入。
陸奥八仙ピンクラベル

購入した陸奥八仙


飲んでびっくり、さわやかな味と香り。
ホームページからメルマガ会員になってしまった。

今月になってメルマガが配信され、25日の12時から利き酒大会を参加料500円で開催するという。

JRで茅ヶ崎駅まで行き、バスに乗っていけばいいものをけちって駅南口から歩いて店まで。

店にはいり早速利き酒の料金を払い試飲。

出されたのは東北のお酒4種類。

きき酒4種類


これを飲みながら

きき酒4種


この写真の通りAからDのお酒はどれか当てるという。

飲んでいるとだんだん舌が麻痺したような感じで、結局わからなかった。

その後御主人が冷蔵ケースからどんどんお酒を出してきて、
新政

この「新政」のお酒はワインに近い風味だとか.
いろいろなお酒が出てくるから迷ってしまって困ってしまった。

「金龍」は一ノ倉酒造の隠し倉でひのきの樽で醸造していると説明があり試飲。(通常の酒蔵はステンレスの樽で醸造しているようです)
金龍と丹沢山

ひのきの樽で醸造してはいるけれどお酒から檜の香りがするわけではなく、でも舌触りが何ともいえないソフトな感じ。
決断して一升瓶で購入してしまった。

そのほかに今の時期だけしかないもので試飲したなかの一つ「天寿酒造」の「雪室氷点熟成酒」の720mlを購入してしまった。
このお酒、冷蔵庫に入れ冷たく冷やして飲むのだけれど、心地よい甘さ。 甘ったるくてくどいというわけでなく何ともいえないいいお酒でした。

青木酒店。
川西屋酒造店の全種類のお酒を取り扱っている実績があるから、6月下旬に一般の人には見せてくれない製造現場に入って見学が出来るみたいなので是非とも参加してみたいです。




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